最近、歯ぎしり・食いしばりが原因と思われる、歯の痛み・顎の痛みを訴えて来院される方が増えているように思います。
歯ぎしり・食いしばりは、多くの場合就寝時に起こるため、無自覚の場合も多く、寒さやストレスが原因と言われています。
これらが原因の顎の痛み、歯痛、頭痛などは適切なマウスピース(スプリント)を使用することによって、比較的、短期間で改善することが多いです。
厚さ1〜1、5ミリ程度のゴム素材のマウスピースを、上顎に就寝時に装着していただきます。クッション性があるので、歯への衝撃をやわらげます。
違和感が少なく、保険治療でできる。約5000円程。
上顎の犬歯から犬歯の6本に硬い素材のマウスピースを、就寝時に装着していただきます。
奥歯が接触をしないため、痛みがでていた側頭部から顎にかけての筋肉が働かず安静にできる。
保険治療で約5000円程。
*口があまり開かない、口の開閉時に大きな音がする、開閉時に左右に大きく顎がずれるなど、症状が重くなっている場合や、原因が他にある場合などは治療期間が長くなることがあります。
また、大学病院などの専門機関での治療が必要な場合もあります。
□ 頭痛、肩こりがひどい
□ こめかみや耳の上をマッサージすると痛い
□ 朝起きた時顎が痛い
□ 朝起きた時奥歯が痛い
□ 下の歯の内側にぼこぼこした丸い骨ができている
□ 舌の縁に白く歯の圧痕がある
□ 頬の内側の粘膜に歯の圧痕がある
□ 銀歯や詰め物がよくはずれる、欠ける
□ 歯がすり減っている
チェックが1つ以上ついた方は無意識にくいしばりや歯ぎしりをしている可能性が大変高いです。
気づいた方、まずは上の歯と下の歯を離しましょう。
そして、舌の力を抜くことで力みが取れます。
それでも症状がおさまらない時には・・・
大切な歯を守るために、歯科医院で相談することをお勧めします。
マウスピースを適切にお使いいただくことで、症状の緩和、歯へのダメージも軽減できます。
当院では、顎関節症の治療を積極的に行っております。
是非 ご相談ください。
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